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2024.06.17
顧問税理士がいても経理代行を依頼していいの?

 

1. はじめに

顧問税理士の存在は経理業務において重要ですが、経理代行を併用することでさらなる効率化や専門性の向上が期待できます。このコラムでは顧問税理士と経理代行の役割や適切な併用方法について解説します。経理業務の効率化とリスク軽減のための最適な業務分担を考える上で参考になる情報を提供します。

 

2. 税務顧問と経理代行の違い

税務顧問とは

税務顧問とは、企業や個人事業主が税務に関するアドバイスや申告業務を依頼する専門家です。税務顧問は、税務申告、節税対策、税務調査の対応など、税に関する幅広いサポートを提供します。

主な業務内容は以下の通りです

  • ・税務申告書の作成および提出
  • ・税務調査の立ち会いと対応
  • ・節税対策の提案
  • ・税務に関するアドバイス

経理代行とは

一方、経理代行とは、日常の経理業務を専門の外部業者に委託するサービスです。経理代行業者は記帳代行、給与計算、財務報告書の作成など、企業の経理業務全般を代行します。

主な業務内容は以下の通りです

  • ・取引の記帳および管理
  • ・給与計算および支払い
  • ・財務報告書の作成
  • ・各種経理書類の整理および保管、ファイリング

企業によっては経理が本業ではないスタッフや経営者本人が経理業務を行っているケースもあります。

そういった方々が経理代行を利用することで経理業務にかかる時間と労力を軽減でき、本業に時間を費やすことができるようになります。

  •  

3. 顧問税理士と経理代行の適切な併用方法

業務の分担

顧問税理士と経理代行を併用することで、各専門家の強みを活かすことができます。経理代行業者に日常の経理業務を任せることで、顧問税理士は税務に関する戦略的なアドバイスに集中できます。これにより、経理業務の効率化と税務対応の質の向上が図れます。

コミュニケーションの確立

顧問税理士と経理代行業者の間でスムーズな情報共有とコミュニケーションを確立することが重要です。定期的なミーティングや報告を通じて、業務の進捗状況や問題点を共有し、適切な対応を行うことができます。

ITツールの活用

クラウド会計ソフトや経理自動化ツールを活用することで、顧問税理士と経理代行業者の連携をスムーズに行うことができます。これにより、データの一元管理やリアルタイムの情報共有が可能となり、業務効率がさらに向上します。

 

4. 顧問税理士がいたら経理代行を依頼できないのか

顧問税理士がいる場合でも、経理代行を依頼することは可能です。むしろ、顧問税理士と経理代行を併用することで、経理業務と税務対応の両面で高いレベルのサービスを享受できます。以下のような場合に、経理代行の利用が有効です

経理業務の負担軽減

顧問税理士がいる場合でも、日常の経理業務が多忙であれば、経理代行を利用することで業務負担を軽減できます。これにより、経営者や経理担当者が本業に集中できるようになります。

専門知識の活用

経理代行業者は経理に関する専門知識を持つプロフェッショナルです。経理業務の精度向上や効率化を図るために、経理代行業者の専門知識を活用することができます。

コストの削減

経理代行を利用することで、経理業務を内部で処理するための人件費や教育コストを削減できます。必要なサービスのみを依頼することで、コストを最適化できます。

税理士変更と経理代行の併用

税理士変更を考えている場合でも、経理代行を利用することで、経理業務の引き継ぎや新しい税理士との連携がスムーズに行えます。経理代行と顧問税理士の併用は、事業運営を円滑に進めるための有効な手段です。

 

5. まとめ

経理代行は、企業が経理業務の負担を軽減し、効率化を図るための有効な手段です。税務顧問と経理代行はそれぞれ異なる専門領域を持ち、併用することで企業の経営をサポートします。顧問税理士がいる場合でも、経理代行を適切に活用することで、経理業務と税務対応の両面で高いレベルのサービスを受けることができます。また、税理士変更を検討している場合でも、経理代行との併用でスムーズな移行が可能です。経理代行のメリットを最大限に引き出すために、信頼できる業者を選び、顧問税理士と連携しながら効果的に利用しましょう。

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