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2024.07.01
経費精算を外注して業務効率化へ!アウトソーシングするメリット

経費精算アウトソーシングとは何か?

経費精算アウトソーシングは、企業が経費処理業務を外部に委託する手法です。

このコラムでは、経費精算アウトソーシングのメリットや効果、成功のポイントについて解説します。

業務の効率化や精度向上を図りつつ、経費処理におけるリスクを軽減するための方法についても紹介します。

 

経費精算アウトソーシングのメリットとデメリット

  • メリット

    • コスト削減

      • 人件費の削減:経費精算にかかる社内の人件費を削減できます。
      • ・システム運用費の削減:自社でのシステム導入・運用コストをアウトソーシング企業が負担するため、全体的なコストが減少します。
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      • 効率向上

        • ・迅速な処理:専門企業による効率的な処理で、経費精算が迅速かつ正確に行われます。
        • ・業務負担の軽減:社内の経費精算業務の負担を軽減し、従業員が本来の業務に集中できます。
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  • コンプライアンスの強化
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  • 法令遵守:アウトソーシング企業は最新の法令に基づいて業務を行うため、コンプライアンスリスクを低減できます。
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  • データ分析の活用
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  • ・経費管理の改善:経費データの集計・分析により、経費削減のためのインサイトが得られます。
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柔軟性の向上

・規模の調整:企業の成長や変動に応じて、経費精算業務の規模や範囲を柔軟に調整できます。

デメリット

コントロールの喪失

  • 管理の難しさ:外部企業に業務を委託することで、自社内でのコントロールが難しくなる場合があります。
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  • コミュニケーションの課題

    • ・情報伝達の遅延:アウトソーシング企業とのコミュニケーションが円滑に行われない場合、情報伝達の遅延や誤解が生じる可能性があります。
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    • 初期導入費用

      • ・セットアップコスト:アウトソーシングを開始する際の初期導入費用が発生することがあります。
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      • セキュリティリスク
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        • ・情報漏洩のリスク:経費データを外部企業に預けることで、情報漏洩のリスクが増加します。特に、信頼性の低い企業を選んだ場合、重大なセキュリティ問題が発生する可能性があります。
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依存リスク

  • 特定のアウトソーシング企業への依存:一度アウトソーシングを導入すると、特定の企業に依存することになり、その企業のサービス品質や価格改定に左右されるリスクがあります。
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  • 経費処理アウトソーシングの効率化と精度向上

  • 効率化の方法

  • 自動化ツールの活用

    アウトソーシング企業は、最新の自動化ツールや経費精算システムを導入しており、手動の入力作業を大幅に削減します。これにより、処理時間が短縮され、従業員の負担が軽減されます。

    ワークフローの最適化

    専門のアウトソーシング企業は、経費精算のワークフローを最適化し、無駄を排除することにより、業務の効率を向上させます。標準化されたプロセスにより、一貫性のある処理が可能です。

    専門知識の活用

    経費精算の専門家が業務を担当するため、迅速かつ正確な処理が期待できます。特に複雑な経費精算や特定の法規制に関する知識が求められる場合に有効です。

    拡張性の向上

    アウトソーシング企業は、必要に応じてリソースを柔軟に調整できるため、繁忙期や急な業務増加にも迅速に対応できます。これにより、常に一定の処理スピードを維持できます。

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  • リアルタイムデータの活用

    クラウドベースの経費精算システムを利用することで、リアルタイムで経費データを確認・分析できます。これにより、迅速な意思決定が可能になります。

    精度向上の方法

  • 自動化によるエラー削減

    手動入力の際に発生しがちな入力ミスや計算ミスを自動化ツールが防ぎます。OCR技術を用いた領収書の自動読み取りなどが精度向上に貢献します。

  • データの一元管理

  • 経費データを一元的に管理することで、データの整合性と一貫性を保ちます。これにより、重複や欠落が防止され、精度が向上します。

  • コンプライアンスチェックの強化

  • アウトソーシング企業は最新の法規制に基づいて経費精算を行うため、コンプライアンス違反のリスクが低減されます。規制に対応したチェックプロセスにより、不正や誤りを早期に発見・修正できます。

  • 定期的な監査とレビュー

  • 定期的な監査やレビューを行うことで、経費精算プロセスの品質を維持し、改善点を見つけて対応することができます。これにより、継続的に精度が向上します。

  • トレーニングと教育

  • アウトソーシング企業のスタッフは、継続的にトレーニングを受けて最新の知識と技術を習得しています。これにより、常に高いレベルのサービスが提供されます。

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    経費精算アウトソーシングの導入手順

    1. 現状分析とニーズの明確化

    現状分析

    • ・経費精算業務の現状を把握:現在の経費精算プロセスの流れ、費用、時間、課題点を詳細に分析します。
    • ・業務量の評価:経費精算にかかる業務量を把握し、アウトソーシングする範囲を明確にします。

    ニーズの明確化

    • ・目標設定:アウトソーシングの目的を明確にし、コスト削減、効率化、精度向上などの目標を設定します。
    • ・要件定義:アウトソーシングに求める具体的な要件(例えば、処理スピード、セキュリティ、サポート体制など)を定義します。

    2. アウトソーシング業者の選定

    調査と比較

    • ・業者のリサーチ:複数のアウトソーシング業者をリサーチし、サービス内容、実績、評判を比較します。
    • ・見積もりの取得:各業者から見積もりを取得し、コスト比較を行います。

    評価と選定

    • ・サービス内容の評価:提供されるサービスが自社のニーズに合致しているかを確認します。
    • ・セキュリティ対策の確認:業者のセキュリティ対策が十分であるかを確認します。
    • ・契約条件の検討:契約条件(期間、解除条件、価格)を詳細に確認し、納得できる条件を選定します。

    3. 契約と準備

    契約の締結

    • ・契約書の作成:契約内容を詳細に記載した契約書を作成し、双方で合意します。
    • ・法的確認:契約書を法的に確認し、不明点や懸念点があればクリアにします。

     導入準備

    • ・データ移行の計画:現行システムからのデータ移行計画を立てます。
    • ・業務プロセスの整理:アウトソーシングに伴う業務プロセスを整理し、新しいフローを確立します。

    4. システム導入とトレーニング

    システム導入

    • ・システムの設定:アウトソーシング業者の経費精算システムを自社の要件に合わせて設定します。
    • ・テスト運用:設定が完了したら、テスト運用を行い、問題点を洗い出して修正します。

    トレーニング

    • ・従業員の教育:新しいシステムとプロセスについて、従業員向けのトレーニングを実施します。
    • ・サポート体制の確立:導入初期のサポート体制を整え、従業員がスムーズに新しいシステムに適応できるよう支援します。

    5. 運用開始とモニタリング

    運用開始

    • ・正式運用:テスト運用の結果を踏まえ、正式に経費精算アウトソーシングを開始します。

    モニタリングと改善

    • ・パフォーマンスの監視:定期的にアウトソーシング業務のパフォーマンスを監視し、目標達成度を評価します。
    • ・フィードバックの収集:従業員や関係者からのフィードバックを収集し、必要な改善点を特定します。
    • ・継続的な改善:フィードバックやモニタリングの結果を基に、業務プロセスの継続的な改善を行います。
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  • 経費精算アウトソーシングの成功事例

  • 例えば、大手企業が経費精算アウトソーシングを導入した場合、次のような成果が得られています。

    • 処理時間の50%削減:自動化ツールと最適化されたワークフローにより、経費精算の処理時間が大幅に短縮されました。
    • エラー率の80%減少:手動ミスの削減とコンプライアンスチェックの強化により、経費精算のエラー率が大幅に低下しました。

    経費処理アウトソーシングを利用することで、効率化と精度向上が実現でき、企業の経費管理がより効果的になります。

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  • まとめ

  • 経費精算は、規模の大小問わずどのような企業でも発生するものです。
  • 単純な業務でありながらも、手間がかかり時間を取られてしまいます。
  • その悩みを解決するため、経費精算アウトソーシングの導入は、企業の業務効率化やコスト削減、コンプライアンス強化に大いに役立ちます。
  • 経費精算アウトソーシング導入の際は、適切な業者の選定と継続的なモニタリングが成功の鍵となります。
この記事の監修者
株式会社中央会計社 代表 筒井彰英

1979年(昭和54年)生まれ。愛知県豊川市出身。
ニュージーランドの高校(グレンダウウィーカレッジ)を卒業後、南山大学経済学部に入学。
大学を卒業と同年に税理士国家試験合格。
東京の新日本アーンストアンドヤング税理士法人に就職し、国際法人税務に携わる。
帰郷し、当時母が営む筒井経営会計事務所に就職。
平成21年1月、代表に就任。
平成26年9月、税理士法人中央会計社を設立・代表に就任。

(東海税理士会所属 税理士登録番号:109111)

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